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東洋医学・漢方

 東洋医学(漢方)という東洋で発展してきた伝統医学があります。

 東洋医学(漢方)を実践している国には日本・中国・韓国・台湾などがあります。ともに共通の用語や理論があってそれらを基盤に実践がなされています。脈診・舌診・腹診など伝統的な診断方法で東洋医学的な診断によって証を定め、治療がすすめられていきます。

 漢方薬は、自然界にある植物や鉱物などの生薬を組み合わせて作られた薬です。漢方薬は、日本では「医療用漢方製剤」が健康保険として適用されており、1~3割の患者負担で医療機関において使用することが可能です。


 東洋医学には、日本東洋医学会という団体があり、認定医・専門医・指導医の認定を行っています。この専門医を得るには比較的厳しい条件があります。医師免許を有し医籍登録後6年以上、3年以上の東洋医学会会員、日本専門医機構が認定する基本領域の専門医又は認定医の資格を有すること、学会が定める研修施設で3年以上東洋医学の臨床研修に修練を積むこと、学会が指定する受験に必要な単位を取得することが必要です。
​ 当院の院長は日本東洋医学会専門医・指導医の資格を持ちます。現在(令和2年5月1日時点)、高知県内では当院のみが、日本東洋医学会指定研修施設の指定となっています。

 基本領域となる学会専門医(内科専門医・小児科専門医・外科専門医など)をお持ちで東洋医学会専門医を得たいと考える医師は当院で研修が可能です。ご相談ください。

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